【恋バナ】初デートなのに救急車で運ばれそうになった話

共通の趣味のサイトで知り合った男性との今から7年前の話です。

 

 

そのサイトに自由に書き込みができる掲示板があり、私と彼は掲示板上で意気投合、数カ月後にはサイトを通じてではなく、個人的なメールのやりとりをするようになりました。

 

個人的なメールで更に仲良くなっていき、お互い、電車で片道40分程の距離に住んでいることもわかったため、自然な流れで、「近いうちに会いましょう」ということになりました。

 

メールでお互いの顔写真や仕事、悩みごとなどもやり取りしました。

 

彼は車が好きということで、初デートはドライブデートでした。

 

午後1~5時くらいまで、プラネタリウム、公園を散歩、軽い食事などを二人でゆっくり楽しみました。

 

彼も私のことを気に入ってくれて、初デートと思えないほどラブラブでした。

 

しかし帰りの道中、私は嫌な予感がしていました。

 

疲労感が襲ってきて・・・。

 

私には、ある持病があります。そのためとても疲れやすいです。

 

そのことは彼にも事前に伝えてあったので、デート中、なるべく休憩を多く取れるように気づかってくれていましたし、自分でもなるべく無理をしないように心がけていました。

 

ですが、やっと彼に会えた嬉しさ、うきうき感は自分で意識する以上に大きかったようで、、。

 

帰りの車中で発作が起きてしまいました、、、。

 

彼はそんな私を前に、私が今もう死ぬんじゃないかと思ったようで急いで救急車を呼びました。

 

ですが、街なかを大きなサイレンを鳴らして、救急車が私達が乗る車の近くに到着したとき、私の発作はすっかり治まっていました。

 

隊員の方たちは、特に問題なく健康そうな私の様子を見て、とりあえず脈拍や体温など簡単な検査をしてくださいましたが、明らかに嫌そうでした。

 

そのあとお互い無事帰宅し、初デートは終わりました。

 

楽しいデートの最後に救急車が来てしまい、救急隊員には嫌な顔をされ、最悪でした。

 

その後約三年間私達は交際しました。

 

初デートの最後の騒動は、その後何度も私達二人の話題になりました。

 

ですが、それは深刻な話題というより、

 

「あ~あ、こんなこともあったねー。やれやれだったねー。」という軽い笑いになっていきました。

 

今となっては良い思い出ですね。

 

 

Related post