【恋バナ】高所恐怖症の先輩が私の為に観覧車で告白してくれた話

私は北海道に住む40代の女性です。
これは、私が30代の時に経験した忘れられないデートです。
当時、私は会社の先輩に片想いをしていました。
口数の少ない人でしたが、いつも分からない事を教えてくれて、落ち込んだ時に励ましてくれました。
ある日、会社でその頃の流行りの映画の話をしていました。
その映画の中には、観覧車でデートするシーンがあったので、「私もあんなデートがしてみたいな」と話してみると、先輩が「観覧車に乗ろう」と言ってくれたんです。
私は天にも舞い上がるような気持ちでした。
後日、二人で買い物を楽しんだ後、綺麗な夜景をバックに観覧車に乗りました。
大好きな先輩と観覧車。ドキドキしっぱなしです。。。
観覧車が進むにつれて、先輩の表情も少しずつ変わってきたのが分かりました。
完璧なムード!そろそろ告白されるか!?
ジッと見つめられてドキドキしていると、
「ごめん。おれ、高所恐怖症なんだ」
・・・
・・・
・・・
えええ!?
その時はただただ驚くばかり。。。
観覧車から降り、ガタガタ震える先輩。
なぜ観覧車に誘ってくれたのか聞くと、私が乗りたいと言ったからだと言われました。
そして一言。「ずっと好きだった」と。
最高に情けない状態からの、最高に嬉しい告白でした。