パリオリンピックでの実況中継で「名実況」との呼び声も高い、フジテレビの倉田大誠アナウンサー。
その卓越した言葉のセンスが、再び注目を集めています。
SNSでは「倉田アナの言葉選びが秀逸すぎる」「まるで小説を読んでいるみたい」と絶賛の嵐。
中には「今年の流行語大賞は倉田アナで決まり！」なんて声も上がるほど。
そこで今回は
- 倉田大誠アナは流行語大賞を狙えるのか？
- 倉田大誠の言葉のセンスはどこから来ているのか？
これらについて徹底分析！
倉田大誠アナの過去の名フレーズもプレイバックし、その魅力を徹底的に分析し、名言を生み出す背景にある魅力にも迫ります。
倉田大誠アナは流行語を狙えるか？
流行語大賞の審査基準は？
そもそも流行語大賞はどうやって選ばれるかというと、現代用語のアンケート結果の中から編集者の方が選んだ60語ぐらいの中から選ばれていくそうです。
さらに選考委員によって「これも良いじゃない？」というのをちょっと足して、その後、会議をしていく感じだそうです。
現代用語の基礎知識という本がありまして、そちらに掲載されている中から選ばれるというのが基準になります。
とはいえ、「流行っていないのに選ばれてる」などという声もありますよね。
最終的には審査員が決めるということなので、世間の認知と必ずしも一致しているとは限らず、その選考基準に関しては明確に公表することは難しそうですね。
東京五輪中継での倉田アナの言葉は流行語にノミネート！
2021年に開催された東京オリンピック、スケートボードの女子ストリート、西矢椛選手が日本最年少で金メダルを獲得した時に、中継を担当した倉田大誠アナのコメント「13歳、真夏の大冒険」という言葉は、名実況として話題になりました。
その年の流行語大賞にノミネートされた実績もあります。
🏆 新語・流行語大賞
— ORICON NEWS（オリコンニュース） (@oricon) November 4, 2021
ノミネート30語発表❗
イカゲーム
うっせぇわ
ウマ娘
推し活
親ガチャ
ゴン攻め
自宅療養
13歳、真夏の大冒険
Z世代
チキータ
ととのう
副反応
ピクトグラム
変異株
マリトッツォ
黙食 マスク会食
リアル二刀流
路上飲み
他
✍全30語 解説https://t.co/7SEDYBJho9#流行語大賞 pic.twitter.com/AJVS927yuE
過去の実績から、2024年パリオリンピック中継でも、流行語となる言葉が出てくる可能性は十分にありそうですね！
スポーツ実況から生まれた過去の流行語は？
オリンピックやスポーツ実況などから生まれた流行語は過去にいくつか存在します。
その一部を紹介しましょう。
「自分で自分を褒めたい」（1992年）
バルセロナオリンピック、女子マラソン銀メダリストの有森裕子選手
２大会連続でメダル獲得という快挙を成し遂げた時のインタビューに答えた言葉が「初めて自分で自分を褒めたいと思います」だったそうです。
「ハンカチ王子」（2006年）
第88回全国高等学校野球選手権大会で活躍した斎藤佑樹投手について、持っていた青いハンカチで汗を拭うその姿と爽やかさが世の女性を虜にし、ハンカチで汗を拭うパフォーマンスが流行していました。
この年の流行語トップテン入りしています。
「神ってる」（2016年）
プロ野球・広島東洋カープの緒方孝市監督
その時に所属していた鈴木誠也選手が、２試合連続サヨナラ本塁打を放ったときに、その活躍を表現した言葉です。
この年の年間大賞を受賞しています。
これらの例を見ると、必ずしもスポーツ選手本人は発した言葉ではなくとも、ノミネートされることも十分にありえます。
つまり！倉田アナウンサーの名言も、十分に流行語大賞を狙える可能性があるのではないでしょうか！
倉田大誠アナの言葉のセンスはどこから？その秘密に迫る！
倉田アナの言葉のセンスは、一体どこから生まれてくるのでしょうか？
倉田アナ私なりに徹底的に分析したところ、以下の３点ではないかと分析しました！
自由な発想力
倉田アナは日本大学芸術学部出身です。個性的で刺激的な人が多い学校の中で、脚本や構成、コンテの描き方、撮影方法、映像編集などを学ばれていました。
そして、同校の取材では、「『これ』というこだわりがなかったためになんでもできる、なんでもやってきたのは結果的によかったのではないかと思っています。」と語っています。
そんな過去の環境から、倉田アナには自由な発想力があるのではないか、と私は感じています。
豊かな感受性と瞬発力
倉田アナウンサーは、スポーツ中継だけでなく、バラエティ番組や情報番組など幅広いジャンルを担当しています
特に、競馬やバレーボールなどの実況も多く担当され、最近では朝の情報番組「めざまし８」も担当されています。
生放送での実況は、瞬時に状況を判断し、適切な言葉を選び出す必要があります。
様々な番組を通じて、多様な価値観や感情に触れることで、感受性を豊かにしていると言えるではないでしょうか・
準備と情報収集
スポーツ実況は事前の準備が大切です。自ら現場を取材し、アスリートの方の想いを聴きとり伝えることを心がけています
この言葉からも分かるように、 倉田アナは、試合前に選手や関係者への取材を徹底的に行い、情報を収集しています
この準備が、試合中の的確なコメントや名言を生み出す土台となっているのでしょう。
まとめ：言葉の力でスポーツの魅力を伝える倉田アナ
今回は倉田大誠アナウンサーの実況について、流行語受賞が狙えるか？について探りました。
過去にノミネート実績もあり、私は十分に狙える方だと思います。
倉田大誠アナウンサーの言葉のセンスは、視聴者を感動させ、スポーツの魅力をさらに引き出す力を持っています。
流行語大賞の行方も気になるところですが、これからも倉田アナウンサーが紡ぎ出す言葉の数々に注目していきましょう。