【恋バナ】まるで花男!俺様な彼?優しい彼?2人の男性の間で揺れ動いた私が選んだのは…

東京都に住んでいる30代の2児の母です。
今の主人に出会った時のシチュエーションが、なんだか『あのドラマ』っぽかったので紹介します。
登場人物は、私と俺様な男性(道明仁)と優しい男性(花澤)の3人。
もちろん仮名ですよ(笑)
私たち3人は職場の同期でした。同期だったのでグループで飲みに行ったり、テニスをしたりと一緒に過ごす機会は多かったです。
当時、私は道明仁くんのことが気になっていました。
花澤くんには全然興味がなく、当時の花澤くんの記憶もあまりないレベルです(笑)
しかし、道明仁はモテモテで積極的にアプローチしている女子もいたので、控えめな性格だった私は中々気持ちを伝えることが出来ませんでした。
しかも道明仁はかなりの遊び人。
私はアプローチの末、デートにはこぎつけたものの交際には繋がらず、
一緒に出掛けられるだけで満足しているような自分が、よくよく考えると悲しくなってしまうこともありました。
そんなある日、私・道明仁・花澤の共通の知人の結婚が決まりお披露目パーティーがありました。
正直、知人の結婚式の私の気分はブルーでした。
というのも、グループ内で結婚していなかった女性は彼女と私だけだったからです。
パーティー帰り道、道明仁が声をかけてきてホテルで一夜を過ごすことになりました。
本当に意外な展開でしたがこのまま付き合ってもらえるのかなと期待していたのは確かです。
でも、やることをやって飽きられてしまったのか
道明仁はそれ以降パッタリ私と距離を置くようになりました。
真面目な私はものすごく落ち込んで、そのグループの付き合いには全く顔を出さなくなりました。
私が支社が変わったこともあり道明仁とも花澤とも会わなくなり半年くらいが過ぎました。
そんなある日、花澤と偶然帰りの電車内でばったり会いました。
私はまだ新しい職場にも慣れていなくて少し疲れていたのですが、花澤は
「何か疲れてる?飲みにでも行こうか?おごるから」と誘ってくれました。
私と道明仁とのことを知っているのだろうと思うと拒絶したい気持ちもあったはずでしたが、何だか安心してその誘いに応じてよくグループで行った居酒屋に向かいました。
3時間くらいたわいもない世間話なんかをして楽しい時間を過ごしました。
花澤と個人的に話をしたのがその日が初めてでしたが何だか心がホッコリして惹かれている自分に気づきました。
そして帰り道、私の方から
「また会わない?」
と言っていました。
花澤は、
「喜んで」
とさっきいた居酒屋の店員のように明るく言ってくれました。
2人で笑い、次に会う約束をしました。
それから、2年付き合って結婚しました。
結婚式には道明仁も来ていました。グループの誰もがこの結末には驚いたようです。
やっぱり、俺様タイプには憧れますけど現実は優しい男性の方が断然いいですよね♪