【体験談】宅飲み後の朝、みんなが横で寝てるなかこっそり告白された話

大阪府在住の30代女性です。これは、私の大学時代の親友であるT君との話です。
 
彼は目立つタイプではなかったですが、皆に優しくて気が利く大人な雰囲気の男の子でした。
 
その日、私たちは友達数人と大学の近くのT君の家に集まり、わいわい騒ぎながらお酒を飲んでいました。
 
疲れていた私は、一番最初にダウンして彼のベットで寝てしまいました。
 
3時間ほど経った頃でしょうか。
 
私は耳元で名前を呼ばれた気がして目が覚めました。
 
頭がボーっとしていて、「夢かな…」と思って寝ようとしたとき、もう一度名前を呼ばれました。
 
驚いて声がしたほうに顔を向けるとそこにはT君がいました。
 
彼は私の目を優しく見つめながらキスをし、抱きしめました。
 
周りの友達は雑魚寝状態でまだ寝ていたので、びっくりしても声が出せなかったのと、彼にキスされても嫌じゃなかった自分がいた事もあって私は混乱してしまいました。
 
ただただ驚いている私の耳元で彼は
 
「初めて会った時からずっと気になってて、いつの間にか好きになってた」
 
と言いました。
 
今までの彼は、いきなりキスや告白するような積極的なタイプに見えず、異性として意識したことはありませんでした。
 
ただ、抱きしめられた時の力の強さが「ちゃんと男の人なんだな」と、なんだか急に男性として意識し始めてしまいました。
 
彼の家からどうやって帰って来たのか、彼とどうやってその場を終えたのか頭が真っ白になって覚えていません。
 
後日、大学で会った時の彼は何も以前と変わらない様子で話しかけてきり、私を皆と同じようにあだ名で呼んだりと至って普通でした。
 
あのキスは夢だったのでしょうか?
 
大人になった今、思い出してもあんなに名前を呼ばれただけで、ドキドキしてしまう事ってなかったなと思います。

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