【恋バナ】流石に痛すぎる…好きでもない勘違い男から一方的に振られた話

兵庫県在住のの40代前半の女性です。これは私が大学生だった頃の話。
 
ある日私は友達のB君から恋愛相談を受けました。
 
彼が狙っているのは私の友達のAちゃん。過去にAちゃんにフラれたものの「再度、Aちゃんにアタックしたいので協力して欲しい」とのこと。
 
一方のAちゃんは彼氏が途切れたことがなく素敵な彼氏がいるリア充。
 
「B男が入り込む隙はあるだろうか…」と思いつつもB君があまりに熱心だったので、「お膳立てくらいはしようかな」と協力してあげることにしました。
 
そして後日。彼に呼び出され約束場所のカフェに到着した私は彼の格好に仰天。
 
黄×緑×青の原色コーディネートでの彼。膝よりかなり上の半ズボンなど「どこで入手したのか」と思うほどのアイテム揃い。
 
「小学生でもこれはないぞ…」と感じるほどのファッションセンスでした。
 
気を取り直して話を聞くと、「Aちゃんを射止めるには、俺はA美の能力をすべてにおいて超越する必要がある」とのこと。
 
たしかにAちゃんは才色兼備でしたが、どう見ても誤った戦略でした。
 
「A美より頭がいいってアピールするつもり?どうやって?」
 
「それは君の仕事。いかに俺が勉強できるかを伝えてくれたらいいし」
 
だんだんB男に嫌気がさし始めた私。「もうフラレてしまえ」と思うほどに面倒になってきました。
 
しまいには「そんなに言うなら自分でやってやるよ!」と逆ギレする始末…
 
すると後日。Aちゃんから「B君がしつこく付きまとってくる。ストーカーみたいでやだ」と連絡が。
 
どうやらAちゃんに拒否反応を起こされてB君の片思いは儚く散ったようです。
 
するとその日の夕方にB男から「傷心だからちょっと付き合ってくれ」と連絡が。
 
流石に失恋した後の彼を放ったらかしにするのは可愛そうだと思ったので付き合うことに。
 
彼は私を素敵な夜景の高台に車で連れ出しました。その日も3色の小学生コーデで。
 
夜景を前に「まあ…やるだけのことはやったしね(笑)次行こう。カワイイ子はいっぱいいるでしょ」と励ますとB男くんはふと真顔になり一言。
 
「あのさ…俺、キミには感謝してるけどさ。だからこうして夜景も見に来たけど。キミのことはなんとも思ってないから、そこだけは間違えて欲しくない」
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
(え…?何言ってるのこの人???)
 
「えっと…私も何も感じてないけど?」と返すと、「えっ?」と衝撃を受けた顔をしてフリーズ。不穏な空気のまま解散することに。
 
私はちょっと嫌いになりかけていた人から、一方的にフラれて<協力し損&フラレ損>という二重苦を受けたことになります。
 
「協力なんてするんじゃなかった」と本当にバカバカしい思いです。
 
現在はAちゃんは結婚し幸せに暮らしてる一方でB君は相変わらず独身みたいです…

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