【恋バナ】イケメン上司との最悪デート!上から目線すぎてうんざりした話

兵庫県在住、30代の女性です。
 
社会人になって間もない頃、私は社内の3つ上のイケメンの先輩に片思いしてしまいました。
 
「私とは釣り合わないな」と思いつつも、堂々とした態度、クールさや清潔感にドキドキし、半年ほど想いを断ち切れずにいました。
 
ある日私はたまたま2人きりになった雨の会社帰り、会話の流れで思わず「遊びに連れてって下さい」と言ってしまいました。
 
女性慣れしている先輩は軽くOKしてくれ、ドキドキの初デートを迎えることに。
 
その日もあいにくの雨。新しいパンプスで臨んだデートですが、先輩の車に乗り込んだときにこう言われました。
 
「靴、汚れてる」
 
慌てて足元を見ると、庭の芝生と泥が底のほうにくっついていました。ティッシュを持っておらず困っていると、
 
「ティッシュも持ってないの…?」
 
とため息まじりでティッシュを差し出した先輩。
 
顔から火が出る思いでした。ですが釣り合いの悪いことは分かっていたので、「仰るとおりです…」と恐縮することしきりでした。
 
そして、数時間デートしたあと、レストランでにて先輩から質問を受けました。
 
「今のイラク情勢について、どう思ってる?」
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
「え?」
 
「え、じゃなくて(笑)そういうのにすぐに答えられない女性は勉強不足だし、どうかと思うよ。ティッシュも持ち歩かないし、靴の汚れも気にしないなんてあり得ないんだけど」
 
あっけにとられて私は黙っていました。先輩はさらに追い打ちでこう続けます。
 
「俺には、病弱なお母ちゃんがいる。ものすごく出来た人で、気のつく人だよ。だから、将来の奥さんには細やかな介護をして欲しいと思ってる。
 
そして最初から同居できない人とは結婚を前提にして付き合えない。そのあたりを今日は試しにきた。」
 
話をまとめると、私への興味は1mmもなく、介護要員の嫁候補としてテストされただけ。
 
雨の日の汚れも許されない人とは付き合えない。
 
それにデート初日で介護の話をする神経も理解しがたかったです。
 
この日以降この先輩を避けるようになり、今でも付き合うことにならなくて正解だったと思っています。
 
ちなみに今40代に突入している先輩ですが、独身だそうです。

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